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翼状片(よくじょうへん)について

特徴

白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭の方から角膜(黒目)の中央に向かってに三角状に入り込んでくる病気です。

充血や異物感などの自覚症状がでます。進行すると角膜が歪み、乱視を生じるため、見え方が悪くなります。角膜の中央にまで進行すれば視力は非常に低下します。

原因

  • 紫外線、ほこり、外傷などが関与しているといわれています。特に海や畑などの野外での仕事に携わっていた方に発生しやすい傾向があります。

 

治療

  • 炎症による充血がある場合は炎症を抑える点眼で充血が少なくなることはありますが、治すには手術しかありません。
  • 日帰りの手術で比較的安全に短時間でできますが、再発することもあり、特に若いうちに手術すると再発しやすい傾向があるため、程度が軽い方は再発しにくい60歳以上になってからの手術をお勧めします。
  • 翼状片が角膜の中心近くまで侵入してきた場合や、角膜乱視が強い場合、あるいは見た目を非常に気にされている場合などでは早めに手術を行うこともあります。

(右眼翼状片写真)

術前

術後